- 「PayPayポイント運用」の手数料は?
- 毎日99円追加で運用するとどうなる?
- 運用でポイントを増やすコツは?
- 運用を継続するコツはあるの?
「PayPayポイント運用」は、2025年5月時点で利用者数2,000万人を突破した、人気のポイント運用サービスです。
「投資には興味があるけれど、実際にお金を使うのは少し怖い…。」
そんな投資初心者の方でも、ポイントを活用して気軽に挑戦できるのが「PayPayポイント運用」の大きな魅力です。
「PayPayポイント運用」の手数料(2022年3月24日~)
- ポイント追加時…1%
- ポイント引き出し時…無料
私は2021年11月「PayPayポイント運用」を開始し、手数料のシステムが変更された2022年3月末からは「毎日99円追加」というスタイルに変更しました。
しかし、「毎日99円追加」の方法を選んだ理由は 「追加時の手数料1%を回避するため」 だけではありません…。
今回は、
私の「PayPayポイント運用」戦略
- 毎日99円追加を1年半続けた結果
- 毎日99円追加をする本当の理由
- 毎日99円追加を継続させる方法
について詳しく解説します。

「PayPayポイント運用」の正しい知識を身につけ、長期的な運用のポイントを学びましょう。
※この記事で紹介する方法は、必ず利益が出るというわけではありません。運用をする際は、自己判断・自己責任で行っていただくよう、お願いいたします。
▼『PayPay経済圏』今後の予定 ▼
2025年 | 特典変更・キャンペーン情報 |
開催中 | (Yahoo!トラベル) |
2月~ | ヤフショ特典が「期間限定ポイント」へ |
6月~ | ワイモバイル「パケットマイレージ」改定 |
6月5日 6月15日 6月25日 |
PayPayカードで5のつく日+1% |
6月15日 | 本気のZOZO祭 |
6月 25~29日 |
夏の爆買WEEK |
7月 26~27日 |
ヤフショ大型キャンペーン (最大23.5%) |
2025年 夏~ |
PayPayで使えるクレジットカード 他社クレカも新たな方法で(検討中) |
未定 | PayPayポイントとVポイント 相互交換を検討 |
「毎日99円追加」を1年半続けた結果
私は、2021年11月「PayPayポイント運用」を開始。
選んだコースは、長期運用向けの2つのコースです。
- スタンダードコース
- ゴールドコース(2022年8月~)
このコースを選んだ理由は、短期の値動きに左右されることなく安定した成長を狙うためでした。
PayPayで投資!ポイント運用、資産運用、PayPay証券アプリの違いを解説!
スタンダードコースの運用成績

2022年は相場が大きく荒れた年でしたが、損失を-8%まで抑えられたのは安定した運用戦略のおかげです。
同じ期間に、他のコースでは-30%や-40%という大きな損失を出した方もいた中で、スタンダードコースの結果は比較的健闘したと言えるでしょう。
市場の変動に左右されながらも、毎日99円追加を続けることで、大きな損失を回避できたのは、長期運用の強みのひとつだと思います。その後、
3つの運用期間
- 積立期間(2021年11月~2023年4月)
- 放置期間(2023年4月~2024年12月)
- 取崩し期間(2025年1月~)
を経て「スタンダードコース」の運用を続けました。
2024年と2025年の相場の大幅下落にもかかわらず、現在も含み益を堅実に維持しています。

【PayPayポイント運用】スタンダードコース(SPY)3年4ヶ月の運用結果!
ゴールドコースの運用成績

「ゴールドコース」に毎日99円追加を続けた8ヵ月間、2022年は-3%~+4%の間であまり大きな変動はありませんでした。
しかし、感情に振り回されず運用を続けたことが功を奏し、2023年には上昇の波に乗ることができました。
投資において、市場の短期的な動きに左右されず淡々と継続することは非常に重要です。結果的に、長期運用のメリットを活かして安定した利益を狙うことができたのではないでしょうか。
その後、スタンダードコースと同様に、
3つの運用期間
- 積立期間(2022年8月~2023年4月)
- 放置期間(2023年4月~2024年12月)
- 取崩し期間(2025年1月~)
を経て「ゴールドコース」の運用を続けました。
毎月の定額取崩しを続けながらも、ゴールドは堅調な上昇を遂げ、驚異の+90%を超える含み益を達成しています。

【PayPayポイント運用】ゴールドコース(GLD)2年8ヵ月の運用結果!
「毎日99円追加」をする本当の理由
私が、PayPayポイント運用を「毎日99円追加」で継続した理由は、手数料を回避できる!というだけではありませんでした。
本当の理由は…
- 投資のタイミングを逃さない。
- 市場の変動に惑わされず冷静に運用を続けられる。
- 長期的な視点で安定した利益を狙える。
というものでした。
①「PayPayポイント運用」の手数料回避

手数料を回避するには、ポイント追加を99円以下に!
「PayPayポイント運用」は、2022年3月24日からポイント追加時に1%の手数料がかかるようになりました。一方で、ポイントを引き出す際には手数料は発生しません。
「PayPayポイント運用」の手数料
- ポイント追加時…1%
- ポイント引き出し時…無料
この手数料を回避するためには、99円以下でポイントを追加することが必要です。


手数料が変更されるまでは毎日100円追加していましたが、手数料導入後に毎日99円追加に変更し、無駄なコストを抑えることができました。
②追加タイミングを逃さない(いつからでも始められる)
運用を続ける上で重要なのは、タイミングを逃さず積み立てることです。
私は、一定額を定期的に追加する「ドルコスト平均法」を活用し、コツコツと同じ額を追加することで長期運用のメリットを最大限に活かしました。
- 「ドルコスト平均法」とは
- 価格変動のある金融商品のリスクを抑えるため、一定額を定期的に買う投資手法のことです。この方法を採用すると、平均購入単価が安定し、長期的な運用に適していると言われています。
運用で利益を出すためには、「株価が下がったときに追加し、株価が上がった時に引き出す」のが理想的な戦略です。
しかし、現時点で株価が上昇するのか、下落するのかを正確に予測することは誰にもできません。だからこそ、一定額を定期的に積み立てる「ドルコスト平均法」が有効なのです。
PayPayポイント(通常)はいつ使うのがお得?おすすめの使い道を解説!
③感情に左右されない長期運用
投資では、焦って買い急いだり、損失を恐れて売り急いだりすると、計画的な長期運用が難しくなります。「ドルコスト平均法」なら、感情に振り回されず、淡々と積み立てることが可能です。
市場の短期的な上下を気にしすぎると、
- 少しの利益で早めに売却してしまう。
- マイナスのタイミングで運用をやめる。
といった判断ミスにつながってしまいます。
「ドルコスト平均法」は万能ではありませんが、長期的な成長が期待される「スタンダードコース(レバレッジなし)」には有効と考えられます。

最初はマイナスになると不安でしたが、毎日追加に慣れると、「マイナスの時期は安く買えるチャンス!」と前向きに捉えられるようになりました。
「毎日99円追加」を継続させる方法
「PayPayポイント運用」は、PayPayアプリ内「ポイント運用」から始めることができ、
- 「運用コース」を選択
- PayPayポイントを「運用コース」に追加
- 「運用ポイント」を引き出す
という手順で、PayPayポイントに戻ってきます。
①「ポイント運用」コース内容を把握する
「PayPayポイント運用」を始めるにあたり、運用するコース選びはとても重要です。
コースの内容をある程度理解したうえで、自分に合った運用スタイルを選びましょう。
現在、「PayPayポイント運用」には9種類のコースがあり、複数のコースを同時に運用することも可能です。
「PayPayポイント運用」のコースは、米国ETFに連動したコースです。
- 「ETF」とは
- ETFとは、上場している投資信託のことです。株取引のようにリアルタイムで売買できるため、市場の動きに合わせた運用が可能。

初めての投資やじっくり運用したい場合は、「スタンダードコース」や「ゴールドコース」が適しています。「ドルコスト平均法」は長期運用と相性が良く、時間をかけるほど効果が期待できます。
「チャレンジコース」は人気ですが、レバレッジ3倍のハイリスク・ハイリターンなコースです。
運用がうまくいけば大きな利益を狙えますが、相場の変動により大きく下落するリスクもあります。
レバレッジ型ETFが長期運用に向かないという説明は、リベ大「両学長」の下記の記事がとてもわかりやすいですので、ご覧ください。

2022年の大荒れ相場では、「チャレンジコース」が-40%まで下落したケースも…。リスクの大きい運用は、慎重派の私にはちょっと無理かも…。
「どのコースが向いているのか?」は、自分の投資スタイルやリスク許容度に応じて選ぶことが大切です!運用を始める前に、各コースの特徴をしっかり理解しておくことをおすすめします。
②PayPayポイントを貯め続ける
「PayPayポイント運用」を継続するためには、「PayPayポイント(通常)」を効率よく貯めることが重要です。
運用に追加できるのは「PayPayポイント(通常)」のみであり、期間限定ポイントやPayPayマネーは使用できません。
「PayPayポイント運用」で毎日99円追加を継続するには、「PayPayポイント(通常)」を貯め続けることが重要になります。
知っているとトクをする!「PayPayポイント(通常)」おすすめの貯め方15選
使わないと損!「PayPayカード」12のメリット・5のデメリットを解説!
年会費無料!PayPayポイントを賢く貯める!
③毎日追加を日課にする
「PayPayポイント運用」を長く続けるためには、毎日追加する習慣を身につけることが重要です。
「PayPayポイント運用」には、自動追加で追加ポイント数を設定できないため、毎日ポイントを手動で追加する必要があります。
毎日追加を忘れないためのコツとして、必ず毎日行うことの中に「PayPayポイント追加」を組み込むことが重要です。
私は「起床後すぐにポイント追加」を日課にしました。とはいえ、朝は眠くて習慣化するのが大変でした…。
そこで、スマホの目覚ましに「ポイント運用」と表示させる工夫をして、少しずつ習慣化。その結果、3日坊主の私でも1年半続けることができました!

コツコツ続けることで運用が安定し、長期的な資産形成につながります。
まとめ
「PayPayポイント運用」に毎日99円追加を継続することで、2022年の大荒れ相場を乗り越えた方法をご紹介しました。
「ドルコスト平均法」を「PayPayポイント運用」に取り入れるためには、以下の点を意識することが重要です。
2023年4月以降、PayPayポイント追加は「PayPayマネー」として引き出せる「PayPay資産運用」に移行しています。
PayPayポイント運用で学んだ「ドルコスト平均法」を活用し、毎週月曜日(米国が休みの場合は翌日)に週一で追加をするスタイルへと変更しました。
現在は、含み益の順調な運用ができています。
【PayPay資産運用】つみたて投資信託(全世界、S&P500)2年間の運用結果!
もちろん、投資に正解はありません。
「PayPayポイント運用の毎日99円追加」が合う方もいれば、そうでない方もいるでしょう。
ですが、長期運用コースと「ドルコスト平均法」の組み合わせは、私にとって相性がよく、そこそこの成果を出せた運用方法だと感じています。
投資は長期目線で、無理のないスタイルを見つけることが大切です。
今後は「PayPay資産運用」においても「ドルコスト平均法」を継続していきたいと思います!

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コメント
1回99ポイントじゃなくて1日99ポイントなんですね。
こんにちは!
ひつじさんのおっしゃる通り、99ポイント追加を1日1回継続していたときの話です。
たんたんと積み上げていくのが自分にはあっていましたので!